第2回Webグランプリ「Web人部門」贈賞式レポート

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2014年12月4日、東京白金台の八芳園にて「第2回Webグランプリ」の贈賞式が行なわれました。当日はあいにくの雨模様となりましたが、多くの来場者様にお集まりいただきました。このページでは「Web人部門」贈賞の様子をお伝えします。

只今ご紹介いただきました、日本アドバタイザーズ協会の藤川でございます。本日、受賞されました皆様、そしてノミネートされました皆様、誠におめでとうございます。

少々この賞の経緯をご説明しますと、まず私ども日本アドバタイザーズ協会は、昔は広告主協会というちょっといかめしい名前で申しておりましたが、1957年に立ち上がっております。インターネットというものが私どもの知識として入ってきたのが、1990年代中頃かな、前半かなと思いますが、当時はインターネットって何かいろんな可能性がありそうだけど、従来の新聞とかラジオとか雑誌とかテレビとかそういう頭の中ではどうも考えられないな、ということで、いろんな方にお願いをいたしまして、Web広告研究会、これを1999年に立ち上げさせていただきました。

それ以来、広告主協会が日本アドバタイザーズ協会と名前を変えておりますが、その中の両輪といいますか、私ども日本アドバタイザーズ協会は広告主だけが集まった団体です。Web広告研究会の中には、それこそ広告会、もしくはコミュニケーション会といったほうがいいかもしれませんが、そちらの関係の皆様が全て集まっていらっしゃいます。お知恵を拝借しながら、また研究のテーマを、ご相談差し上げながら、ここまでやってきております。会員社数はどうやら最近はWeb広告研究会のほうが多くて、私ども広告主のほうだけの団体は約290社でございます。Web広告研究会は間もなく400に迫ろうかと、多分来年は400に行くのではないかと思いますが、そんな状況でございます。

さて本日の賞でございますけれども、もともとは皆様よくご存じのとおりですが、「Webクリエーション・アウォード」、これをWeb広告研究会のほうで主催されていました。こちらは人を選ぶ。Web広告、もしくはWebでのコミュニケーションに、素晴らしいアイデアを持ち込んだ方を表彰すると。もう一つ、実は私どもが主催ではなかったのですが、「企業ウェブ・グランプリ」という表彰会、これは稲富さんという方の絶大なる熱意の下に立ち上がったと申し上げて良いのではないかと思いますけれども、企業のWebサイトを中心に表彰しようということで立ち上げられました。私はどちらかというと、古い世代の広告の世界で生きておりましたので、いささか比喩は適当ではないかもしれませんが、広告のクリエイターの皆様と、それからその作品と、両方を表彰すると。特にインターネット、Webの世界で、そういうものを表彰するということが、ここに見事に二つ一緒になったわけです。

一緒になって2年たちました。3年、4年と、きっと続いていくことだと思います。しかもこれは、ノミネートを決めたり、受賞者を決めたりするのは、Web広告関係の皆様であって、よくよく考えますと、多分この作品に1票を入れようと思われるその方は、“これ、やられたな”とか“俺がやりたかったのに、タッチの差でやられちゃったよ”とか、そういった羨ましさとか色々な思いを考えながら投票されているのではないかなと思います。そういう意味では、現在只今における最高の作品が本日受賞され、そしてノミネートされていると。当然、色々なアイデアをお考えになった方も、それぞれの現場で素晴らしいアイデアを発揮された皆様だという風に感じております。ぜひこの賞が現在只今の最高峰を示すばかりではなくて、後からやって来る人の、“あの峰に登ろう”“あれを超えよう”と、そういった形でずっと続いていくことを、我々はしっかりとそういう役割を担わなければならないのではないかと考えております。

改めまして、受賞者の皆様、ノミネートの皆様、おめでとうございます。そして、その皆様を超えるべく努力される皆様がたくさんここにいらっしゃいます。Web、もしくは、インターネットを使ったコミュニケーションが、益々いいアイデアを、いい作品を提供していただきますように、お願いをいたしまして、あいさつとさせていただきます。本日は、誠におめでとうございました。

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贈賞に先立ち、Web広告研究会幹事 Webグランプリ プロジェクトリーダーの田中滋子氏より、今回のWeb人賞の選考についてご報告させていただきました。

皆さま、こんにちは。私はWeb広告研究会 Webグランプリ プロジェクトリーダーを担当させていただいております、NECの田中と申します。今日は雨の中、たくさんの方に来ていただいて、本当にありがとうございます。私より、今年度のWeb人部門の選考についてご説明いたします。

今年度は、選考基準を元にWeb業界の有識者とWeb広告研究会 幹事会による選考会を経て、Web人賞、Web人大賞を決定いたしました。まず、選考委員会の構成メンバーをご紹介いたします。アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 取締役CMO ブロガー 徳力基彦さん、株式会社インプレス Web担当者Forum編集長 安田英久さん、株式会社コンセント 代表取締役 長谷川敦士さん、シックス・アパート株式会社 執行役員CTO 平田大治さん、株式会社ビジネス・アーキテクツ 執行役員 営業本部本部長 長岡千里さん。そして、公益社団法人日本アドバタイザーズ協会、Web広告研究会 代表幹事 本間充、同じく、Webグランプリ プロジェクトリーダー 田中滋子の7名のメンバーとなります。

次に選考基準ですが、1番目、Web社会で目立った人、話題性です。2番目、Web社会で社会に役立った人、社会貢献性。3番目、Web社会で新しいことをした人、新規性・先進性。4番目、Web社会で楽しいことをした人、有用性・継続性。5番目、Web社会で便利なモノを開発した人、利便性。この5つを定義しております。これは第1回目のアウォードより継続した選考基準となっております。そして8月より選考委員会によるオンラインディスカッションにて候補の方を募り、10月に選考委員会で3人の方を選出しました。そして幹事会の承認を得て、本日決定したという次第になっております。ではこの後、今年の受賞者の方をお呼びいたします。皆様、今年のWeb人を大きな拍手でお迎えください。

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いよいよ贈賞です。

Web人部門のプレゼンターは、昨年のWeb人大賞を受賞されたサッポロビール株式会社 森勇一様に行っていただきました。

まずはWeb人賞の発表から。田中滋子プロジェクトリーダーより、受賞理由の発表を行っていただきます。

Web人賞お一人目は、株式会社スタートトゥデイ 清水俊明様です。おめでとうございます。

清水さんは日本において難しいといわれていたファッションにおけるECを一般化させ、ZOZOTOWNの業績を伸ばされています。従来のCRMを再定義したカスタマー・フレンドシップ・マネジメント戦略を導入し、企業の成長に貢献されていることが評価され、受賞となりました。

Web人賞お二人目は、ハンズラボ株式会社 代表取締役、株式会社東急ハンズ 執行役員 オムニチャネル推進部長 長谷川秀樹様です。おめでとうございます。

長谷川さんはクラウドコンピューティングが本格的に普及する前から東急ハンズの社内システムの内製化、クラウド化を推進され、これまでの情報システム部門の在り方を変革されました。さらにそのノウハウを生かし、ITソリューション会社ハンズラボを設立し、活動を社外に広げていらっしゃいます。新しい収益源になることを尽力されている点を評価されての受賞となりました。

そしていよいよWeb人大賞の発表です。Web人大賞は株式会社良品計画 WEB事業部部長 奥谷孝司様です。おめでとうございます。

奥谷さんはオムニチャネルやビッグデータという言葉が注目を浴びる中、良品計画「MUJI passport」のアプリを軸として、いち早く戦略を実現されました。デジタルと実店舗でのデータを結び付けてお客様にサービスを提供する仕組みは、一部門、テクノロジーだけで実現することはできません。社内の他の部門を巻き込む力、経営層を納得させる力、プロデュース力など、色々な面で今後のデジタルマーケティングに携わる人が持つべき力を発揮されたという点も評価されての受賞となりました。

奥谷様はご講演のため会場にお越しになれませんでした。代理としてWEB事業部 オペレーション課 課長 松崎寛士様にお越しいただきました。

受賞者の方々にはメダルが授与されました。また、お一人ずつ喜びの言葉を頂戴しました。

清水俊明様

スタートトゥデイでマーケティングをやっております、清水です。あらためまして、この度このような栄えある賞をいただきまして、大変光栄に存じております。

CRMというのは色々定義ありますけれども、一般的には優良顧客を中心に囲い込むと、いうのが従来のCRMだったと思いますけれども、弊社の場合は、世の中のより多くの方にファッションを楽しんでいただきたいという企業カルチャーとか理念がありますので、それに基づいて、お客様と友達のような関係になろうということで、それが弊社でいうCFM、カスタマー・フレンドシップ・マネジメントということで、この4年間尽力して参りました。

今回私が代表でいただきましたけれども、様々の社内外の方々のご協力があって、ここまで来れました。おかげさまでZOZOTOWNとWEAR、合わせて今1000万人の会員数を超えて、この12月15日にはZOZOTOWNが10周年を迎えます。まだまだ道半ばですけれども、今後の社会の発展のために我々も全力でまい進していきたいと思いますので、頑張りたいと思います。この度は、ありがとうございました。

長谷川秀樹様

東急ハンズ、あるいはハンズラボ、長谷川でございます。本日はこんな、清水さんと奥谷さんと並んで賞をいただけるという、大変恐縮な賞をいただいてありがたいなと思っております。

受賞理由ですが、ITのところで情シス(情報システム)がどんどんWebの世界のほうへ出ていって、わたしはもともと情シス出身なのですけども、情シスが出張って通販事業部のほうもどんどん抱えて、あと「ハンズクラブカード」っていう会員組織もどんどん抱えていって、ITまた色々なところで売って外販している、という様なところでいただいたかなと思っております。

奥谷さんのところで「MUJI passport」を今やっていらっしゃいますけども、我々も11月25日に「東急ハンズアプリ」というスマホアプリを作りました。ぜひ来年は「MUJI passport」より「東急ハンズアプリ」のほうが良く出来ているな、といわれるように、MUJIさんにならってやっていきたいなと思っております。本日はどうもありがとうございました。

奥谷孝司様

※奥谷様はメッセージビデオでお言葉を頂戴しました。

良品計画の奥谷でございます。この度はWeb人大賞を受賞をいうことで、誠にありがとうございます。

こういう賞をいただいたということで、私としてはいただけた理由というのは、もちろん「MUJI passport」という大きなCRMアプリを会社を挙げて作れたと。これは本当に私だけの力というよりはWeb事業部のみんな、そして店舗の皆さん、会社を挙げて取り組んでいただいた結果だと思っています。そういう意味では、無印良品という偉大なコンセプトの下で仕事ができるとこんな良いこともあるのだな、ということで、本当にありがたいなと思っています。

これからもこの賞に慢心することなく、日々デジタルマーケティングを進化させて、Web人として恥じない成果をこれからも上げていきたいなと思っております。本当に、この度はありがとうございました。

贈賞の後は、受賞者の皆様のフォトセッションへ。
受賞者の皆様、この度は誠におめでとうございました。