Web人大賞

村井 説人

株式会社ナイアンティック

 


村井 説人

受賞理由

川島氏と村井氏は、イングレスや『ポケモン GO』という位置情報を活用したリアルワールドゲームという新たな可能性を追求・啓発されてきました。特にイングレスにおけるローソンや伊藤園とのコラボを始めとし、『ポケモンGO』におけるマクドナルドとのコラボなどは、スマートフォンと連動した新たなデジタルマーケティングの可能性の扉を開いたことは間違いありません。
また、最近でもイングレスや『ポケモン GO』を活用した被災地振興や地域振興の可能性も積極的に模索を続けておられることも高く評価され、今回の大賞受賞となりました。

受賞についての一言

Web人大賞をいただきまして、誠にありがとうございます。

ナイアンティックの話は今川島の方からしてもらったので、私はちょっと自分の事をしゃべろうかなという風に思います。

Web携わって、一番初めに携わったのはNTTにいた時なんですが、その頃はISDNを販売して、インターネットというものの可能性というものを凄く感じた時代でした。そこから色々とインターネットで、いかに自分達が貢献できるのかということを考えながら、例えばブログサービスを出してみたり、RSSをやってみたり、色々なことをやってきました。実際にそのインターネットで、多くの事を色んな人に提供できることによって、この世の中はより良くなるという風に我々は考えて、例えばグーグルマップなども私はやってきました。

しかしながら今、時代は徐々に変わってきているという風に考えております。「インターネットを使って、より多くのものを提供すること、それで皆様が便利になる」というだけではなく、人が真ん中にいて、今度は人がインターネットを活用し始めて、そして人がうまく動き始める。それによって人の生活というのがより良くなる。我々自身、実際にはそのインターネットを充実させることで、より人を良くすることではなくて、人が充実することで、インターネットをより上手く活用できるような環境というのを我々は作っていきたいという風に、今考えております。

それを体現したのが、実は我々が今チャレンジしているリアルワールドゲームというものになります。実際にこれはインターネットを使ってますし、クラウドを使ってますし、様々なテクノロジーを使っていますけれども、実際に我々が大切だと思っているのは、そこにいる、リアルにいる人、そしてそこに存在しているリアルのストアだとか、様々なもの、そういったものに我々は着目しています。

これは私自身が一番初めに考えたISDNの時代からそうですけれど、よくよく考えてみると私自身がインターネットネイティブでは無いわけですね。私が産まれた時というのはインターネットは全く無かった状態、そのインターネットが全く無かった人が、どういう風にインターネットに貢献できるのかというところで私が考えたのが、私自身がそれを強みにするためにインターメディアリィであろうと常に考えてました。

インターメディアリィというのは、媒介者という意味です。

実際に、そのインターネットを知らなかった時代を生きてきた私と、インターネットを作ろうとしている私のこの時代、これをうまく合わせることによって、インターネットがある時代で生まれてた人たちとは違った強みが出せる、と考えていました。

この観点から言うと、まさに今ちょうど、バックトゥザベーシックじゃないですが、我々自身インターネットを今まで充実させようとしてきたようなものとは違って、実際にまた、人だとか物だとか、私たちが生きているそのリアルワールドというものをもう一度考え直して、そこに今まで充実してきたようなそのインターネットの世界というのをはめていく、そうすることによって多くの変化が起きるという風に、私は考えています。

今回、ナイアンティックが力を入れているのは、人が動くというところです。我々は単なるゲーム会社ではない、という風に考えています。我々がフォーカスをしたいのは、人が実際に動き始める、そのきっかけをどういう風に提供できるのか。それが今回はゲームというのがきっかけになったというところです。

我々自身、2017年もこの、人が動く、人が動くことによって多くのコミュニケーションが発生する、様々な発見がある、生まれる、そしてこの世の中が少しでもより良くなる。そんな思いで2017年も楽しいサービスを皆様に提供できるように頑張っていきたい、という風に思っております。

この度は、このような素晴らしい賞をいただきまして、ありがとうございました。

PAGE TOP