Web人 of the year

長崎 亘宏

株式会社講談社 ライツ・メディアビジネス局 局次長 兼 第一事業局 局次長

 


長崎 亘宏

受賞理由

2014 年 8 月に発足した JIAA(当時、一般社団法人インターネット広告推進協議会、現、一般社団法人日本インタラクティブ広告協会)のネイティブアド研究会の座長として、2015 年 3 月に公表された「ネイティブ広告に関するガイドライン」策定に尽力されました。

この JIAA のネイティブ広告に関するガイドラインの発表をきっかけに、その定義づけとともに、従来はグレーゾーンとして曖昧に処理されがちだった記事広告のノンクレジット問題やステルスマーケティングにおける倫理的な境界線が明確になり、ルール違反をした企業に対する、問題提起や議論が非常にスムーズに進むようになった功績を讃え、今回の受賞となりました。

受賞についての一言

先ずは何よりもこの場にお越しの皆様と、そして、私自身の活動の場になりました、JIAAの事務局の皆様、そして、数多くのご協力いただいた推進メンバーの皆様に、代表して感謝申し上げますし、誇りに思います。

この授賞式も終盤に差し掛かるにつれて、本当に、私がもらっていいのかという思いを、強くしたんですけれども、単純にメダルをいただいたら子供のようにうれしくてですね、本当にいただいて良かったなという風に感じています。

私が過分なる評価をいただき、栄えある賞をいただいた経緯は、先程、長谷川様からご説明いただいたので、多言は要さないかと思うのですけれども、やはり、まだ尚スタートラインでございます。何を成し得たわけでもなくて、いろんな人たちが集えるネイティブ広告というのは、例えば、Web人と言いながら、私は出版社の人間です。ネイティブ広告のガイドライン、推奨規定の基でやっていくプレイヤーというのは、非常に多岐に渡っていて、テレビ局さんもいらっしゃれば新聞社さんもいらっしゃれば、アドネットワークの会社、ポータルの会社、様々な会社が同時に乗り入れる、非常に大きな船です。そして、市場も急速に拡大しておりますのでそういった中で、まず、今までの活動を、一言で言うならば、何よりも「合意形成」という言葉に尽きるのかなと思います。勉強会も5回位行いまして、最後の5回目の非常に大規模なセミナーについては、アドバタイザーズ協会様のご協力を得て、その会員社の皆様の目の前でガイドラインを発表しました。今年の3月18日です。それ以降、様々な所で議論を呼びました。本当に炎上もしましたし、いろんな意見、異論も出てまいりました。繰り返すんですけれども、合意形成が必要なんです。そして、これを生み出した時に、アドバタイザーズ協会の皆様に見ていただいた事、これが、非常に大事ですし、今後、新たにネイティブ広告部会という事で、正式に委員会に昇格致しまして、私が座長を拝命しておりますけれども、引き続き、皆様と寄り添う形で、健全な発展という所で骨を折ってまいりたいと思っております。やはり、ネイティブ広告というのが、非常に効果のある広告だと思うんですが、その反面、運用を間違えると残念な広告になってしまう。ただ、そうならないというのは、非常にシンプルなんですね。シンプルで、簡単なルールが守れるかどうか、というのが問題なんです。なので、やはり、広告主の皆様にとってもメディアにとっても、そして生活者にとって、ベネフィットのある広告にして行きたいと個人的には、思っています。

引き続き、頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。

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